令和5年1月のフラット35の金利は、前月より0.03%引き続きの上昇となりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.52% (<-1.49%)
21年以上 1.68% (<-1.65%)
融資比率9割超 15-20年 1.78% (<-1.75%)
21年以上 1.94% (<-1.91%)
昨年12月の日銀による長期金利の変動許容幅拡大に伴い、民間の住宅ローンでも、固定金利は上昇に転じました。一方、変動金利については政策変更の影響を受けず、あまり変化が見られませんでした。
日銀の対応が予想外だったと市場に受け止められ、為替は円高に振れたものの、国債など金利の動向はまだ先行きが不透明な状況が続いています。米国ではインフレ圧力はもうしばらく続き、2023年度中の利下げはあまり想定されていないようです。
今年は長期を中心にローンの金利上昇が本格化するなど、日銀の政策、銀行の住宅ローンに対する方針など、目が離せない状況がしばらく続きそうです。