令和2年7月のフラット35の金利は、先月から0.01%上昇となりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.23% (<-1.22%)
21年以上 1.30% (<-1.29%)
融資比率9割超 15-20年 1.49% (<-1.48%)
21年以上 1.56% (<-1.55%)
日銀の金融政策に変更はなく、第二波のリスクは消えていませんが、かなり経済活動が回復に向かって動き始めた印象です。
民間の住宅ローン金利も、ほとんど横ばいか、変動金利では一部下げた金融機関が、固定金利では一部上昇した金融機関がありましたが、大きな動きではないようです。
かなり政策的な資金供給が行われた効果で、心配されたほどには倒産、失業などの数値はまだ目立っていません。ただ、回復に向かうにはもう少し時間がかかると見込まれ、これ以上持ちこたえられない状況に追い込まれる事例は、これから顕在化してくるものと想定しておくべきと考えています。