平成30年12月のフラット35の金利は、15-20年、21年のいずれも若干の上昇となりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.32% (<-1.35%)
21年以上 1.41% (<-1.45%)
融資比率9割超 15-20年 1.76% (<-1.79%)
21年以上 1.85% (<-1.89%)
今月の金利は、20年までは0.03%、21年以上は0.04%の下落となりました。
民間の住宅ローンも、今月に入り金利を下げるところが見られました。米国の利上げはそろそろ打ち止めの気配もありますが、その一方で好調だった米国経済も曲がり角にきているかもしれません。日本の金利が上昇に転じる要素は少ないですが、日米の金利差が大きい状況に変わりはなく、しばらく一進一退の状況が続くと思われます。
米中の貿易戦争の不透明感、景気の鈍化リスクなど、表面化しない不安要素が広がっている印象を受けます。年末に向けて、少しでも明るい展望が残る動きが見られることを願っています。