平成28年5月のフラット35の最低金利は、20年以下は0.06%の低下、21年以上は0.11%の低下となり、史上最低を記録しました。
融資比率9割以下 15-20年 0.96% (<-1.02%)
21年以上 1.08% (<-1.19%)
融資比率9割超 15-20年 1.40% (<-1.46%)
21年以上 1.52% (<-1.63%)
長期金利が依然低下を続けている中、フラット35金利は、再び大きく下げました。民間の住宅ローン金利はさすがに下げる余地が少ないためか、一部の商品を除き概ね現状維持という印象です。年初来の借り換え増加が一巡するあたりで、各金融機関の今後の方針により、また差が出始めるものと思われます。
経済全般としては、4月末に円高が急伸し、株価も大きく下げました。米国なども足元の景気に不安が残っており、まだしばらくは先行きの不安を取り除くことは難しい状況と見られます。